タイルの在来浴室からユニットバスにリフォームする見積り

タイルの在来浴室からユニットバスにリフォームする見積り

「何社かからお風呂のリフォームの見積りを取ったけど、金額がバラバラでどこが適正かよくわからない」と思われた方も多いのではないでしょうか。

実は、見積りはたくさんの項目から構成されるため、その内容を比較するのはプロでも非常に困難です。しかし、その見積り金額がどのような内訳で構成されているのかちゃんと理解することによって、ある程度その金額に納得感を持つことができます。

そこで、以下では、みやこリフォームの実際の見積りを使って、どのような工事がどれくらいの費用で行われるのかご説明します。

【タイル張り⇒ユニットバス】京都府K様のお風呂リフォーム概要

もともとがタイル張りのお風呂(在来浴室)で、新しいユニットバスに変えるお風呂リフォームの概要は次の通りです。

■【タイル張り⇒ユニットバス】リフォーム概要

費用 税別1,004,240円
税込1,084,579円
商品名 リクシル
ミドルグレードモデル

「アライズ」
浴室サイズ 1216(幅120㎝×奥行き160㎝)
物件タイプ 戸建て
工期 8日間
ユニットバスの特徴
  • 断熱材入りFRP浴槽で冬でもあったか
  • シャワーや水栓はメタル調でデザインも使い勝手もよし
詳細リンク
(写真など掲載)
タイル張りの在来浴室からリクシル「アライズ」へのユニットバスリフォーム

■【タイル張り⇒ユニットバス】before/after

■【タイル張り⇒ユニットバス】図面

before

 

after

■【タイル張り⇒ユニットバス】実際の見積り

実際の見積り
京都市K様/在来浴室⇒ユニットバスリフォーム
内訳 金額
養生費 25,000円
既存浴室解体・撤去工事 200,000円
同上撤去材処分費 100,000円
給排水仕込み・接続工事 65,000円
電気仕込み・接続工事 40,000円
換気口穴開け工事 40,000円
間仕切り壁・天井・床造作工事 100,000円
クロス・クッションフロア張替え工事 60,000円
新規ユニットバス リクシルアライズZタイプ 364,240円
同上組立て工事費 90,000円
現場管理費・諸経費 20,000円
小計 1,104,240円
特別割引 100,000円
税抜合計 1,004,240円
税込合計 1,084,579円

【タイル張り⇒ユニットバス】京都府K様のお風呂リフォーム詳細

「養生とか専門用語が多すぎて見積りに何が書かれているのかよくわからない」と思われた方も多いのではないでしょうか。
以下では、それぞれの項目がどのような内容か詳細をご説明します。

■新規ユニットバス リクシル「アライズ」(364,000円)

設置するユニットバス本体の費用になります。
リクシルやTOTOでは、定価から大きく割引された金額でお客様に提示されることがほとんどです。リクシルの戸建て用ユニットバス「アライズ」の場合、定価の60%引きほどで提示されることがほとんどです。今回、定価の60%オフの364,000円でご提供しました。

■養生費(25,000円)

資材の搬入や、解体した撤去物の搬出の際、床や壁が傷つかないように、保護材でカバーしてあげる作業になります。養生費は、養生の範囲に応じて費用が上下します。
今回、玄関からリビング、洗面所までを養生する必要があったので、材料費と合わせて25,000円としました。

■既存浴室解体・撤去工事(200,000円)

既存のタイル張りのお風呂を解体して、廃材を撤去する工事になります。タイル張りの在来浴室は簡単には壊せません。電動ハンマーを使って、壊しては廃材を搬出し、壊しては廃材を搬出し、とかなり手間がかかります。今回、床を壊すだけで、2人がかりで3日かかったので、200,000円の費用としました。
タイル張りのお風呂からユニットバスへのリフォーム費用が高くなる理由はこの解体に手間がかかるためです。

■同上撤去材処理費(100,000円)

3日かけた解体して搬出した廃材は大型トラック1台分にもなります。このようなゴミは産業廃棄物となり、専門の業者に引き取ってもらわなければなりません。このような廃材の処理費は近年上がる傾向にあり、今回100,000円としました。
タイル張りのお風呂のリフォームの場合、解体に手間がかかる分、廃材の処理費にもお金がかかるのです。

■換気口穴開け工事(40,000円)

古いタイル張りの在来浴室の場合、換気扇用の穴が外壁に空いていない場合もあります。今回、鉄筋コンクリート造の家でしたので、特殊なドリルを使って直径10センチの穴を空けました。
穴あけには専門の業者を呼ぶ必要があり、費用は40,000円としました。

■給排水仕込み・接続工事(65,000円)

給排水工事は、仕込みと接続の2つ構成されます。仕込みとは、タイル張りのお風呂解体後に新しいユニットバスに合わせて、給水・排水の配管を引き直します。また、接続では、新しいユニットバス組立て後に、ユニットバスと給排水の配管を接続する作業になります。
それぞれ半日くらいの作業で、水道の職人に2日ほど来てもらう必要があるので、65,000円としました。

■電気仕込み・接続工事(40,000円)

給排水と同様、電気も新しいユニットバスに合うよう、照明や換気扇の線を所定の位置に配置し、ユニットバス組立て後に接続する工事が必要になります。合わせて、40,000円としました。

■ユニットバス組立て工事(90,000円)

ユニットバスを組み立てる工事になります。2人がかりでまる1日かけて組み立てます。費用は90,000円としました。
ここでのポイントは、組立ての正確性と漏水に対して十分な備えができているか。今回、特殊な器具を用いて、傾きなどがないか確認するほか、徹底したコーキングで隙間を埋めることで、漏水対策もバッチリです^^

■間仕切り壁・床・天井造作工事(100,000円)

もともとの在来浴室の中に納まるよう一回り小さめのユニットバスにしたため、隙間が出てしまいます。その隙間を大工さんがベニヤ板などで埋めていきます。今回、30㎝ほどの隙間があったので、棚板を付けて収納としても使えるようにしました。費用は、100,000円としました。
タイル張りのお風呂のリフォームの場合、造作に手間がかかる分、お金がかかるのです。

■クロス・クッションフロア張替え工事(60,000円)

洗面所のクロスとクッションフロアの張替える工事なります。下地処理も必要だったため、60,000円としました。

■現場管理費・諸経費(20,000円)

現場で職人に指示を出したりする管理の費用と、駐車場代などその他こまごまとした経費の費用になります。今回20,000円としました。

この記事を書いた人
みやこリフォーム運営責任者
小川 剣人

リフォーム会社紹介サイト「リフォームガイド」にて、500以上のリフォーム会社と接点を持つ。

その後、みやこリフォームにて、実際の施工経験を積み、そのノウハウや業界ウラ話をブログ記事にて展開中。

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