水回りの設備は、家づくりやリフォームを考えるときに必ず悩むポイントです。毎日使うものだから「安ければいい」というわけにはいきませんし、かといって上位グレードを選べば予算を大きく超えてしまいます。
では、どうすればいいのか。答えは「同じ価格帯の中で、より満足度が高い製品を選ぶこと」です。
この記事では、登録者10万人を突破した「みやこリフォーム」が、現場経験をもとに「同じ価格ならこれを選んでほしい」と自信をもっておすすめする製品を紹介します。
【おすすめの水回り設備】
- キッチン:クリナップ「ラクエラ」
- お風呂:TOTO「サザナ」
- 洗面台:トクラス「エポック」
- トイレ:TOTO「ZJ/ZR」
それぞれを競合モデルと比較しながら、なぜおすすめできるのかを分かりやすく解説します。
キッチン:クリナップ「ラクエラ」がおすすめの理由
↑みやこリフォームのおすすめキッチン「ラクエラ」。
みやこリフォームがおすすめするキッチンはクリナップの「ラクエラ」。これとよく比べられるのは、同じ価格帯のリクシル「シエラS」です。
↑ラクエラと比較されることの多い「シエラS」。
シエラSではなく、みやこリフォームがなぜラクエラをおすすめするのか、その理由を見ていきましょう。
ワークトップがアクリル製で傷や汚れに強い
シエラSはポリエステル系の人造大理石が中心ですが、ラクエラはアクリル系を標準にしています。アクリルは硬度が高く、日常の使用で傷や汚れが入りにくいんです。何年経っても美しさを保ちやすいのは大きな魅力です。
デザインバリエーションが豊富で空間に合わせやすい
↑ラクエラのカラー展開(画像引用元:ラクエラ|公式サイト)。
↑シエラのカラー展開(画像引用元:シエラ|公式サイト)。
ラクエラは木目調やウォールナット系など、インテリアに合わせやすく高級感のある扉色を選べるのが特長です。シエラSも清潔感のある色を揃えていますが、空間全体をおしゃれにまとめたい方には、ラクエラの幅広い選択肢が心強いはずです。
実用的なオプションが選べて使い勝手が良い
ラクエラでは「ステンレス底板」や「美コートシンク」など、使い勝手を高めるオプションが選べます。
↑ステンレス底板(画像引用元:ラクエラ|公式サイト)。
↑美コートシンクの仕組み(画像引用元:ラクエラ|公式サイト)。
シエラSでは用意されていない仕様もあるため、「自分に合ったカスタマイズができるか」で差が出ます。
深型食洗機でも割引率が有利でお得になる
↑ラクエラの深型食洗機(画像引用元:ラクエラ|公式サイト)。
食洗機を深型にすると、シエラSは割引率が下がり、思った以上に高額になるケースが多いんです。ラクエラは深型でもしっかり割引が効くモデルがあり、総額で比べてもお得に導入できます。
お風呂:TOTO「サザナ」が十分満足できる理由
↑みやこリフォームおすすめのお風呂「サザナ」(画像引用元:サザナ|公式サイト)。
お風呂は「快適さ」と「掃除のしやすさ」で満足度が決まります。TOTOには上位モデルの「シンラ」もありますが、実際のリフォーム現場では「サザナで十分」という声が多いんです。
↑サザナと比較されることの多い「シンラ」。
みやこリフォームも、TOTOの「サザナ」をおすすめします。その理由を見ていきましょう。
ほっカラリ床で上位機種並みの快適さが得られる
↑ほっカラリ床の機能。
サザナに搭載されている「ほっカラリ床」は、やわらかくて膝をついても痛くならず、冬でも冷たさを感じにくいのが特長です。乾きやすいのでカビが発生しにくく、お手入れもラク。シンラも同じ床を採用していますが、普及価格で導入できるのはサザナならではです。
デザインバリエーションが豊富で空間をおしゃれにできる
↑サザナの床デザイン。
「普及モデルだからデザインは物足りないのでは?」と思われるかもしれませんが、サザナはタイル調やラグ調など多彩なパネルデザインが揃っています。落ち着いた雰囲気からモダンな印象まで幅広く対応可能で、満足のいくお風呂空間をつくれます。
人造大理石浴槽を選べばシンラに近い高級感を楽しめる
シンラは標準で人造大理石浴槽ですが、サザナもオプションで選択できます。費用を抑えつつ浴槽だけをグレードアップすれば、高級感や掃除のしやすさは十分。実際の体感もシンラに近いレベルになります。
洗面台:トクラス「エポック」に注目してほしい理由
↑みやこリフォームおすすめの洗面台「エポック」。
洗面台は「毎日必ず使うのに、つい選び方を軽視してしまう」場所です。でも実際には、引き出しやボウルの素材で大きな差が出るんです。
ここでは人気の洗面台であるリクシルの「ピアラ」と比較しながら、みやこリフォームがおすすめする「エポック」の魅力を見ていきましょう。
スライドレールで静かに長く使える
↑エポックのスライドレール。
ピアラはローラーレールが主流で、軽快に動く反面、耐久性が弱点です。エポックはスライドレールを採用していて、静かでスムーズ。重いものを入れても安定して使えるので、毎日のストレスが少なく済みます。
扉カラーの選択肢が多く空間づくりを楽しめる
↑エポックのカラーサンプル(画像引用元:エポック|公式サイト)
↑ピアラのカラーサンプル(画像引用元:ピアラ|公式サイト)
エポックは鏡面仕上げや木目調など、カラー展開が豊富。インテリアに合わせて洗面空間を自分好みに仕上げられます。シンプルなピアラに比べて、エポックは「デザインを楽しめる」という強みがあります。
厚みのあるFRPボウルで傷や割れに強い
エポックの洗面ボウルは、ヤマハの技術を活かしたFRP製で厚みがあり頑丈です。割れや傷が入りにくく、長く安心して使えます。ピアラと比べても耐久性の面で安心感が違います。
トイレ:TOTO「ZJ/ZR」が隠れたお得モデルの理由
↑みやこリフォームおすすめのトイレ「TOTOのZJ/ZR」。
トイレは一日に何度も使うからこそ、掃除のしやすさと価格のバランスが重要です。
戸建ではスタンダードなTOTOの「GG800」。しかし実はカタログには掲載されていない製品である「ZJ/ZR」というモデルのほうが、コスパの面で優秀なんです。
一体型デザインで掃除がしやすく見た目もすっきり
↑凹凸が少ないTOTOのZJ/ZRシリーズ(画像引用元:TOTO|公式サイト)。
ZJ/ZRはタンクと便座が一体型で、段差や溝が少なく掃除がとてもラクです。サッと拭くだけで清潔を保てるのは大きな魅力。見た目もすっきりしていて、トイレ空間が広く感じられます。
オート洗浄やトルネード洗浄など主要機能が同等
ZJ/ZRはカタログ外のモデルですが、GG800とほぼ同じ機能を備えています。オート洗浄やトルネード洗浄、フチなし形状など、必要な機能はしっかり搭載。普段の使い勝手で差を感じることはほとんどありません。
ビルダー向け供給でGG800より価格が抑えられる
ZJ/ZRはビルダー向けに供給されているため、大量販売を前提に価格が抑えられています。GG800と同等の性能を持ちながら、より安く導入できるのは大きなメリットです。
まとめ
水回り製品は一度選んだら10年以上付き合うもの。だからこそ「同じ価格ならより満足度が高い製品を選ぶ」ことが大切です。
- キッチンはクリナップ「ラクエラ」
- お風呂はTOTO「サザナ」
- 洗面台はトクラス「エポック」
- トイレはTOTO「ZJ/ZR」
どれも「みやこリフォーム」が現場経験から太鼓判を押すモデルです。知識を持って比較すれば、費用を抑えながらも満足度の高いリフォームが叶います。